エネルギー・地球温暖化

2004年05月24日

 

富士通、グリーンプロセス活動を本格導入

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(製造業)  政策・制度 

 

富士通は、製品の製造プロセスをライン単位で見直すことにより、資源投入量、使用エネルギーを削減し、環境負荷の低減を図る「グリーンプロセス活動」を全社的に展開する。これにより、環境配慮型のプロセスを実現し、資源枯渇抑止に貢献するとともに、製造コストの削減をめざす。

製造プロセスにおいて、「性能」「品質」「納期」「コスト」の側面に加えて、新たに「環境」の側面も同等に評価するというもので、各工場は、各製造ラインごとに、四半期毎の目標設定、達成度評価を行い、継続的に活動を推進す
る。

評価は、環境影響の達成度(環境指標)と現状の生産性向上の達成度(コスト指標)にその資源投入量をそれぞれ掛け合わせたものをCG指標(コスト・グリーン指標)として数値化しておこなう。数式で表すと
   CG指標=(投入量/製品単位)x単価x環境影響度

2002年9月に半導体量産工場である三重工場に「グリーンプロセス活動」を試験的に導入し、課題の抽出・見直しを行い、2003年3月にその仕組みを完成させた。2004年3月までに全工場に導入。三重工場では半年間に、四半期の単位製品あたりの薬品・ガスが使用量で7%、コストで16.5%削減するという成果があがっている。



http://pr.fujitsu.com/jp/news/2002/12/6.html


http://jp.fujitsu.com/about/csr/eco/activities/factories/gprocess/index.html
http://img.jp.fujitsu.com/downloads/jp/jmag/vol54-6/paper11.pdf


登録日時: 2004/05/24 03:37:40 PM

英語記事はこちら


 


 

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