2003年06月20日
Keywords: 再生可能エネルギー 企業(非製造業) 地球温暖化 政府 政策・制度
2002年12月12日、京都メカニズム活用連絡会での審議の結果、以下の2つの案件が承認された。日本が承認する共同実施JI及びクリーン開発メカニズム(CDM)の最初の案件となる。
JIは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)がカザフスタンで実施するもので、熱電併給所に、日本で導入実績のある高効率のガスタービンおよび排熱回収ボイラーによるコージェネレーション設備を導入するもの。クレジット獲得量は、年間約62,000トン(CO2換算)。
この案件については、今後、カザフスタンが京都議定書を締結すること及び附属書Bに加入することを前提として承認された。
CDMは豊田通商がブラジルで実施するバイオマスを利用した鉄鋼生産事業で、クレジット獲得量は、年間約113万トン(CO2換算)。
本案件については、今後、有効化試算を受けるため、運営組織(OE)に、プロジェクト・デザイン・ドキュメント(PDD)を提出すると共に、ホスト国の承認を得る必要がある。
CO2排出権をカザフスタンから取得 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/49-j
登録日時: 2003/06/20 09:31:07 AM
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