2002年12月10日
栃木県の非営利組織「オオタカ保護基金」は、絶滅危惧種に指名されているオオタカを守るため、「ワシ・タカの森トラスト」運動を開始した。トラスト1号地は、栃木県那須郡那須町の約8500平方メートル(およそ野球場1つ分の広さ)。
1989年に発足した同基金は、オオタカをはじめとするワシタカ類の調査研究や生息環境の保護活動を通じて、生態系の保全や環境保全型社会の実現を目指す環境NPOで、現在主に栃木県那須野ケ原地域におけるオオタカの調査・保護活動を推進している。
日本では、日本野鳥の会などが進めている野生動物を守るため、「サンクチュアリ」などの保護区を設ける運動が知られているが、ワシ・タカ類保護のためのナショナルトラスト運動は全国ではじめてという。
http://www.ucatv.ne.jp/~goshawk.sea/
登録日時: 2002/12/10 08:32:05 AM
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