エネルギー・地球温暖化

2014年07月21日

 

2013年省エネ大賞 ピークシフト自販機の開発・普及による節電対策が経済産業大臣賞に

Keywords:  省エネ  企業(製造業) 

 

写真:自動販売機
イメージ画像:Photo by 福井淳之介 Some Rights Reserved.

一般財団法人省エネルギーセンターが2014年1月22日に発表した省エネ大賞で、経済産業大臣賞には日本コカ・コーラの「ピークシフト自動販売機」、資源エネルギー庁長官賞にはダイキン工業の省エネ性に優れた、オフィス用エアコン「FIVESTAR ZEASシリーズ」が選ばれた。両社はJFS法人会員でもある。

日本コカ・コーラのピークシフト自動販売機は、真空断熱材の使用、気密性を向上させ、日中の電力ピークが生じる7時~23時までの最長16時間を待機電力のみで運転できる。2013年1月から、全国28,000台の展開と同時に、消費者へのピークシフトの認知、啓発活動を行った点も高く評価された。

ダイキン工業のオフィス用エアコンは、世界で初めて省エネ性に優れた新冷媒R32を採用。新冷媒の能力を最大限に活かすために、二つの電動弁で制御する冷媒回路と、冷暖房時に冷媒が流れ易くなる最適な管径を組み合わせた熱交換器を採用し、省エネ性を向上させた。

2013年の省エネ大賞には146件の応募があり、省エネ事例部門は25件、製品ビジネスモデル部門は25件が受賞。JFS法人会員ではほかにも、トヨタ自動車の「エネルギー効率に優れたサステイナブルプラント」の取組みや、LIXILが開発し、断熱性が33%向上した窓用サッシの「次世代スタンダードウィンドウSAMOS」も選ばれた。

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