エネルギー・地球温暖化

2013年07月04日

 

世田谷の協同ソーラー発電所第1号、発電開始

Keywords:  再生可能エネルギー  NGO・市民  市民社会・地域 

 

JFS/世田谷の協同ソーラー発電所第1号、発電開始
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東京世田谷区にあるカトリック世田谷教会に、市民の協同による約10kWのソーラー発電所が設営され、2013年6月17日から発電を開始した。

緑豊かな庭と歴史ある聖堂のあるカトリック世田谷教会は、フリーマーケットや復興支援のイベント会場になるなど、日ごろから市民の憩いの場となっている。この発電事業は、教会の慈善団体「カリタス下北沢」が行い、エネルギーシフトを目指す地域住民による任意団体「世田谷みんなのエネルギー」が実務を担当している。 「世田谷みんなのエネルギー」では、発電量を年間900kWhと仮定して36万円の売電収入を見込んでおり、設営にかかった初期費用の償還や、カリタス下北沢の活動費用に充填する。事業の運営資金の多くは市民の寄付や賛助金でまかなう予定。共同代表を務める浅輪剛博さんは、「小口のサポートによる多くの方の参加と提案、かかわりによって、地域でのさまざまなエネルギーシフトを広げていきたい」と期待している。

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