2013年01月27日
製紙最大手・王子製紙の持株会社である王子ホールディングスは2012年10月1日、自社社有林から出る未利用の間伐材等を燃料とするバイオマスボイラーを新たに設置し、発電事業を行うことを発表した。稼動開始は2015年3月の予定。
同グループは、グループ資源を活用した資源環境ビジネスの拡大を目指しており、発電事業はその中核の一つ。今回のボイラー設置もその一環であり、山林未利用材等の有効利用を促進し、重油使用量を削減するとともに、余剰電力は外部に販売する。
同グループでは、今後もバイオマス燃料のみならず太陽光・水力・地熱・風力等の再生可能エネルギーを活用した発電事業の拡大を図って行くとしている。