2012年11月20日
尾道冷凍流通センター
Copyright 日本生活協同組合連合会
日本生活協同組合連合会(日本生協連)は2012年8月21日、再生可能エネルギー普及に向けて積極的に太陽光発電に取り組むため、7つの物流施設の屋根に太陽光パネルを設置し、太陽光発電を本格的に展開すると発表した。
日本生協連では2012年5月、尾道冷凍流通センター(広島県尾道市)の屋根に613kWの太陽光パネル設置を完了し稼働準備中。さらに同市にもう1カ所、千葉県野田市、兵庫県小野市、佐賀県鳥栖市(2カ所)、福岡県篠栗町、計6カ所の流通センターに設置する予定。
7カ所合計の発電容量は4012kW。年間想定発電電力量は410万kWhで、一般家庭約1000軒分の年間電力消費量に相当する。また、年間想定CO2削減量は1736トン。すべての施設での発電開始は2013年3月の予定。
地域生協の大阪いずみ市民生協でも同様の取り組みをしており、大阪府和泉市の2カ所の物流センター屋根に合計発電容量2326kWの設備を2012年7月に着工し、年内に稼働を開始する。
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