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2012年09月21日

 

ダイキン エアコンのフィルター掃除などで消費電力量を15%削減できると実証

Keywords:  環境技術  企業(製造業) 

 

JFS/Daikin Verifies that Simple Home Practices Can Cut Energy Consumption of Air-Conditioners by 15%
Copyright ダイキン工業株式会社


空調機大手のダイキンは2012年6月6日、「ダイキン空気のお悩み調査隊」による調査の結果、フィルター掃除などの節電対策によりリビングの消費電力量を約15%削減できることを実証したと発表した。

「ダイキン空気のお悩み調査隊」は2011年6月、空気にまつわる課題や素朴な疑問などを消費者と一緒に検証するために発足。節電2年目の2012年はメリハリのある賢い節電をしたいという消費者が多く、主婦が最も節電したい場所であるリビングでのエアコンの節電をテーマにした。

2012年5月に兵庫県尼崎市のマンションで行った実験結果によると、フィルターを掃除する、室外機の周りを風通しよくする、カーテンを閉めて日射遮蔽する、温度設定を2℃高くするという4つの対策により、15%の節電効果が得られた。また、節電効果の「見える化」では、フィルター掃除をすると風速が1.5倍アップし、西日対策としてカーテンを閉めた結果、10℃以上の温度差を確認できた。

同社は夏の2~3ヶ月間、毎日家族が集まるリビングでこの対策を実践することで大きな節電が期待できると消費者に呼びかけている。

ダイキン工業 エアコンによる企業の節電を支援 (関連のJFS記事)
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登録日時:2012/09/21 06:00:00 AM


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