2011年09月22日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 省エネ
2011年夏の電力不足に向けて、日本政府が東京電力・東北電力管内の企業に15%の節電を求めているのを受け、空調のリーディングカンパニーであるダイキン工業は、企業等の既設の業務用エアコンでできる、これまで行ってきたような設定温度を上げるだけではない節電方法をいくつも提案している。
たとえば、オートクリーンパネルという毎日フィルターを自動清掃する方法では、年1回の清掃に比べ約20%の節電になる。また室外機に対しては、打ち水の装置や昼間の冷房消費電力を大幅に下げる氷蓄熱空調という方法などを紹介している。これは比較的余裕のある夜の電気で氷をつくり、冷房に活用するもので、昼間の冷房消費電力を大幅に下げる。
さらに確実な節電方法として、電力需要の多い時間に使用電力を計画的に制限する電力デマンド制御では、リモコンからの設定や室外機内部の基板上の設定で20~40%の節電ができる。他にも、太陽光の特に赤外線を効率よく反射して建物内の温度上昇を抑える塗料など、無理なく節電する方法をウェブサイトで紹介することにより、一層の節電を目指す。
「約7割が節電によりライフスタイルが変化」 節電に関する調査結果(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/031102.html
登録日時j:2011/09/22 06:00:15 AM
ダイキン工業 業務用エアコン節電情報
http://www.daikin.co.jp/setsuden/gyoumu/