震災からの復興

2012年09月11日

 

東北コットンプロジェクト、製品販売を開始

Keywords:  震災復興  NGO・市民 

 

東日本大震災の被災農家からアパレル企業までがチームとなった「東北コットンプロジェクト」は2012年6月23日、被災農家が栽培した綿を原料の一部に使用したデニム、ポロシャツ、タオル、ストールの販売を開始した。津波による塩害などで稲作ができなくなっている農地で耐塩性の高い綿を栽培し製品製造、販売につなげることで、農業再生、震災復興をめざしている。

初年度の2011年は、宮城県仙台市若林区荒浜及び名取市の1.6ヘクタールの農地で80kgほどを収穫した。この綿を他の産地の綿に混紡し、チーム企業が製品化した。デニムには製品全体として5%の東北コットンを混紡しており、同県栗原市の東北タクトが縫製を行った。

今後綿の収穫量を増やし、被災農家の農産業として確立したいとしている。

東北コットンプロジェクト発足(関連のJFS記事)


登録日時:2012/09/11 06:00:15 AM

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