交通・モビリティ

2012年07月25日

 

燃費の良いガソリン乗用車 2011年のトップは「プリウス」と「アルト」

Keywords:  交通・モビリティ  企業(製造業)  再生可能エネルギー  政府 

 

国土交通省が2012年3月30日に公表した「平成23年の燃費の良いガソリン乗用車ベスト10」によれば、普通・小型車では「プリウス」(トヨタ)が前年と同じ32.6km/Lで6年連続首位を維持。25.0km/Lで7位の「デミオ」(マツダ)以外は全てハイブリッド車だった。軽自動車では、前年は22.6km/Lで6位だった「アルト」(スズキ)が30.2km/Lでトップに躍進した。

このランキングは、自動車ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進することを目的として、国土交通省が自動車の燃費性能を評価する「自動車燃費一覧」とあわせて毎年公表しているもの。

対象は2011年末時点で販売されているガソリン自動車(手動変速機車を除く)で、評価基準は、従来よりも実走行に近づけた走行パターンで測定する「JC08モード燃費値」が今回初めて正式採用された。

ガソリン自動車全体の燃費平均値(従来の10・15モードで測定、現行基準より概ね1割増の値)を「自動車燃費一覧」でみると、最新の2010年では18.3km/Lで、5年前の15.1km/Lに比べ21%、10年前の13.5km/Lと比べると36%向上している。


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登録日時:2012/07/25 06:00:15 AM

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