交通・モビリティ

2012年03月18日

 

乗用自動車の新しい燃費基準が決まる

Keywords:  交通・モビリティ  政府  政策・制度 

 

2011年10月20日、国土交通省及び経済産業省が設置した「交通政策審議会陸上交通分科会自動車部会自動車燃費基準小委員会」と「総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会自動車判断基準小委員会」の第7回合同会議が開催され、「エネルギーの使用の合理化に関する法律(「省エネ法」)」に基づく乗用自動車の新しい燃費基準について、最終取りまとめが行われた。目標年度の2020年度における燃費の推定値は20.3(km/L)で、2009年度の実績値16.3(km/L)と比べて、燃費改善率は24.1%となる。

同会議では、2010年6月より合計6回の審議を経て中間取りまとめを行った後、パブリックコメントの募集を実施。これを踏まえ、第7回会議において、新しい燃費基準が策定された。商品化されている自動車のうち最も燃費性能が優れているものをベースとし、技術開発の将来の見通し等を踏まえて策定したもので、トップランナー基準と呼ばれる。

「交通政策審議会陸上交通分科会自動車部会」及び「総合資源エネルギー調査会省エネギー基準部会」の承認を経て、2012年春頃を目途に関連法令の改正が行われる予定。

登録日時:2012/03/18 06:00:15 AM

English  

 

参照元

乗用自動車の新しい燃費基準(トップランナー基準)に関する最終取りまとめについて
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha10_hh_000064.html


 

このページの先頭へ