2011年度「省エネ大賞」、パナソニックなどが受賞

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財団法人省エネルギーセンターは2012年１月23日、2011年度「省エネ大賞」の受賞者を決定したことを発表した。対象部門は省エネ事例部門と製品・ビジネスモデル部門の２つに分かれており、省エネ事例部門22件、製品・ビジネスモデル部門20件が選ばれ、表彰された。

経済産業大臣賞にはパナソニックの「環境貢献と事業成長の一体化を目指した会社省エネ（CO2削減）活動」などが選ばれた。同社では、全製造拠点からのメンバーで構成された社長直轄の「全社CO2削減委員会」を中心に、迅速な情報伝達や意思決定が可能な仕組みを構築、また全拠点に計測器を設置して、エネルギー使用状況の見える化を行い、課題抽出分析や効果検証を行っている。

さらに社内専門家によるグローバル省エネ診断で削減提案を推進し、これまでの省エネ提案1100事例は分類・整理され、日、英、中の3カ国語に翻訳されて海外でも活用可能。これらの活動により2010年には原油換算374000kl（2006年比）の省エネを実現した。

登録日時： 2012/06/01 06:00:15 AM