2012年03月19日
Keywords: 食糧 NGO・市民 企業(非製造業) 原子力
国際環境NGOグリーンピースは2011年11月24日、大手スーパーマーケット5社(イオン、イトーヨーカドー、ユニー《アピタ》、ダイエー、西友)を対象に行った魚介類商品の放射能汚染問題への取り組みについてのアンケート調査結果を公表した。
アンケート回答を「仕入れ基準」「販売基準」「放射能測定体制」「消費者への情報提供」「政府への働きかけ」の5項目に分けて点数化し、「お魚スーパーマーケットランキング」としてランク付けしたもの。
その結果、1位のイオンは5項目全てが○で、2位がイトーヨーカドーで2項目が○、3項目が△、3位がダイエー、4位がユニー(アピタ)、5位が西友となった。
イオンは、グリーンピースや消費者からの要請に応え、放射性物質の自主検査品目数の拡大や、政府が定める高すぎる暫定規制値にとらわれない独自の流通基準の導入を発表。イトーヨーカドーも一部の魚介類を対象に、漁獲された水域を表示する取組を首都圏の店舗で開始している。この2社の業界を先行する取り組みがランキングにも表れる結果となった。
日本の環境NGOの歴史と動向(後編)
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/029264.html
登録日時:2012/03/19 06:00:15 AM
お魚スーパーマーケットランキング
http://www.greenpeace.org/japan/seafood1/