生物多様性・食糧・水

2013年10月23日

 

熊本県 農地を守り未来に引き継ぐため、農地集積加速化事業を展開

Keywords:  食糧  地方自治体 

 


熊本県は2012年6月から、農家の高齢化や減少に伴う遊休農地の増加を懸念し、農地を守り未来に引き継ぐため、農地集積加速化事業を展開している。農業団体やJAで構成された推進本部を設置し、県内の20地区に指定した重点地区に農地集積専門員を11名配置し、中心となって話し合いや活動のコーディネイトを行うほか、県独自の交付金を新設した。

2012年度予算の交付金は1億2700万円で3種類。(1)重点地区の話し合い活動に交付される集落活動等支援交付金、(2)農地集積計画策定に参画した農家の経営面積に応じた額が交付される合意形成交付金、(3)農地の売渡や貸付を行った場合に10aあたり2万円で上限は400万円、あるいは地域営農組織を新設した場合に10aあたり1.5万円で上限600万円まで交付される農地集積交付金がある。

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