エネルギー・地球温暖化

2011年12月25日

 

日立造船子会社 イギリスで都市ごみ焼却発電プラント建設工事を受注

Keywords:  再生可能エネルギー  3R・廃棄物  企業(製造業)  省エネ 

 

環境装置、インフラ、機械等の設計、製作等を行っているHitz(日立造船)は2011年7月4日、100%子会社で、都市ごみ焼却発電プラントの設計、建設、保守などを手がけるスイスのHitachi Zosen Inova AGが、イギリスのごみ焼却発電事業者であるSITA STW Ltd.より、イギリス北東部Teessideで2万4千キロワットの発電量の都市ごみ焼却発電プラントの建設工事を受注したことを発表した。

本件は、イギリスのSunderland, Geteshed, South Tynesideの各自治体が、PFI方式によるごみ処理およびごみ焼却発電プラントの建設・長期運営事業を事業者に委託したものであり、本件の事業者より、HZI社がEPCをフルターンキーで背負ったもの。近年、日本においても発電設備付都市ごみ焼却炉は再生可能エネルギーの観点から廃棄物発電プラントとして注目されているが、本プラントは約3万世帯に電力を供給し、年間6万4千トンのCO2削減効果を見込んでいる。

イギリスをはじめヨーロッパではごみ処理を埋め立てに頼る国も多いが、EUではごみ埋立ての規制強化や再生可能エネルギーの導入の目標引き上げを打ち出しており、都市ごみ焼却発電プラントは廃棄物のエネルギー生産施設として今後も需要拡大が見込まれている。

登録日時:2011/12/25 06:00:15 AM

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参照元

日立造船 イギリスで都市ごみ焼却発電プラント建設工事を受注
http://www.hitachizosen.co.jp/news-release/2011/07/1123.html


 

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