丸紅、山梨県北杜市と共同で小水力発電所を建設

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総合商社の丸紅は2011年６月８日、山梨県北杜市と共同で、同市内の３カ所に小水力発電所（出力合計650kW）を建設すると発表した。３カ所合計の年間発電量は、同市世帯の約６％（約1,300戸）の年間電力消費量に相当する、約4,600MWhとなる見込み。2012年３月の運転開始を予定している。

発電所が設置されるのは、村山六ヶ村堰用水路（北杜市）の３地点。同一の用水路施設に複数の発電所が設置されるのは、全国でも数少ない例。複数地点を同時に開発することで、建設期間の短縮や工事費の削減が可能になり、メンテナンスも効率化できるとしている。

発電所の建設・運営は、丸紅の100％子会社である三峰川電力が行う。小水力発電事業の運営ノウハウを持つ同社が開発、運営を担うことで事業採算性を確保し、北杜市は市の施策として円滑な事業推進を支援する。また、同事業を通じた小水力発電の普及啓発にも共同で取り組む。

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http://www.japanfs.org/ja/pages/030238.html

登録日時：2011/10/01 06:00:15 AM