エネルギー・地球温暖化

2011年09月06日

 

JR西日本大阪駅がエコステーションとして新装オープン

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(非製造業)  生態系・生物多様性  省エネ 

 

JR西日本は2011年5月4日、大阪駅の改築と隣接商業ビルの再開発計画による大阪ステーションシティをグランドオープンした。新装大阪駅では、同社が地球環境負荷低減のために普及をすすめる駅のエコステーション化を実現している。

大阪ステーションシティは、新築のノースゲートビル、旧アクティ大阪ビル改築のサウスゲートビル、南北をつなぐ駅コンコースにより構成されている。コンコースは東西約180メートル、南北約100メートルのドーム屋根で覆われている。

施設内にはさまざまな環境技術が導入されている。ホーム屋根太陽光パネルによる年間9万Kw/時の発電、駅コンコースのドライミスト冷房、ドーム屋根やビル屋上に降る雨水の貯水と中水利用、ドーム屋根天井採光による照明電力節約、近隣のビルと冷暖房エネルギーを共有する地域冷暖房システムなどにより、エネルギーの効率運用をはかる。

ビル屋上や公共広場の2,900平方メートルは3万株の草花と90本の高木により緑化され、うち415平方メートルは「天空の農園」として市民に開放される。積極的な緑化事業により、景観美と居心地の良い公共空間を演出しつつ、ヒートアイランド現象の緩和促進を目指す。

JR西日本、大阪駅に2011年完成予定の新ビル内に「天空の農園」(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030112.html

登録日時:2011/09/06 06:00:15 AM

English  

 

参照元

JR西日本エコステーション計画の推進/大阪ステーションシティにおける環境配慮
http://www.westjr.co.jp/company/action/env/eco/004_03.html
JR西日本環境にやさしいエコステーション計画
http://www.westjr.co.jp/company/action/env/trains/


 

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