2011年07月20日
Keywords: 食糧 企業(非製造業) 再生可能エネルギー 大学・研究機関
両備ホールディングスが岡山市の京山ロープウェー遊園跡地に整備していた「京山ソーラーグリーンパーク」に、太陽光発電を利用した研究施設「京山ラボ・パーク」が完成し、2011年2月1日式典が行われた。
産業技術総合研究所と両備グループが実施している日米共同プロジェクトである集光型追尾式太陽電池の発電性能の検証実験に関連し、同パーク内で稼働中の太陽光発電システムで得られる電力を利用して野菜を栽培する。植物工場は、2007年に閉鎖された遊園地のシンボル的存在であった京山タワーの内部に設置した。
人工栽培における最適な光源などのノウハウ確立と共に、低コストでの安定生産、味の向上を目指して30種類以上の野菜を育てる。また、特定疾患者を対象とした低カリウム化やビタミンCを多く含むなど、特定の栄養成分をコントロールした機能性野菜の育成、品種改良にも取り組む。太陽光発電システム、植物工場の一般公開も予定している。
産総研 太陽光発電パネルごとの不具合検知する通信技術を開発(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030560.html
日本サブウェイ 世界初の野菜工場併設店でレタスを「店産店消」(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030269.html
登録日時:2011/07/20 06:00:15 AM
京山ソーラーグリーンパーク「京山ラボ・パーク」の研究施設完成セレモニー
http://www.ryobi.gr.jp/message/message_110201.html
産総研 集光型太陽光発電システムの日米共同実証実験を開始
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2010/pr20100629/pr20100629.html