3R・廃棄物

2011年07月03日

 

TOKYO油田 台湾からの救援物資を天ぷら油燃料で気仙沼病院へ

Keywords:  3R・廃棄物  NGO・市民  企業(製造業) 

 

JFS/Recycled Cooking Oil Used For Delivering Relief Supplies from Taiwan
Copyright 株式会社ユーズ


廃食油のリサイクルなどを行っているユーズ(TOKYO油田)は2011年4月2日、貧困や災害などの困難な状況にいる人々への物資と精神的援助を行っているNPO法人のside-by-sideと連携して、VDF(Vegetable Diesel Fuel)を燃料に、台湾から届けられた救援物資を被災地の気仙沼病院へと運んだ。ダンボールには中国語で「加油(頑張れ)」と書かれてあった。

VDFは、使用済みの天ぷら油を適切に処理して作る軽油代替燃料。国内で消費される植物油は1年間でおよそ200万トン、廃棄される廃食油は年間約40万トンと言われている。100リットルの廃食油から95リットルのVDFができる。日本の約40万トンの廃食油すべてをVDFに精製すれば、約40万台ものディーゼル車を走らせることができる計算になる。

ユーズ、廃食油を森と交換 TOKYO油田の森プロジェクト(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024751.html
トヨタ車体のダカールラリー参戦、地元中学も協力の100%廃食油で(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030460.html
廃食油と豆腐を交換 福島県鮫川村(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030427.html
バイオディーゼル燃料生成を体験する、「ひまわりプロジェクト」(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030199.html

登録日時:2011/07/03 06:00:15 AM

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