エネルギー・地球温暖化

2010年12月26日

 

トヨタ車体のダカールラリー参戦、地元中学も協力の100%廃食油で

Keywords:  再生可能エネルギー  3R・廃棄物  NGO・市民  企業(製造業) 

 

トヨタ自動車グループのトヨタ車体は2010年9月27日、2011年に開催されるダカールラリーに、廃食油を精製した100%のバイオディーゼル燃料(BDF)で出場するため、地元の愛知県刈谷市立富士松中学校生徒が回収した廃食油を受け取った。

同社のTeam Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY(TLC)は、市販車部門で5連覇を果たしている。2006年度から軽油にBDFを20%混合してラリーに参戦し、アルゼンチン、チリで開催される2011年のラリーにて初のBDF100%で参戦する。

同社はこれまでも社員や近隣住民などから廃食油を集めてきたが、今年度はさらにTLCの活動に賛同する多くの人の協力で、7,000リットルの回収を目指す。富士松中学校では2008年から回収に協力している。

今回、同中学校での廃食油贈呈に先立ち、1年生を対象にTLCの監督とナビゲーターが講演を行い、世界一過酷と言われるラリーの様子を紹介し、「廃食油回収を通して環境啓発につなげたい」という思いを伝えた。生徒たちは実際にラリー車を見学し、その後同中学校ボランティアクラブの生徒たちがTLCへ廃食油を贈呈した。

トヨタ車体―地元中学校から廃食油をご提供頂きました
http://www.toyota-body.co.jp/dakar/news/128.html

登録日時:2010/12/26 06:00:15 AM

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