生物多様性・食糧・水

2010年11月30日

 

「エコファーマー」の全国認定件数、1年で1万件以上増加

Keywords:  食糧  政府  政策・制度 

 


農林水産省は2010年7月27日、同年3月末現在の「エコファーマー」の認定状況を発表した。全国の「エコファーマー」の認定件数は196,692件で、2009年3月末と比べ10,717件増加した。

「エコファーマー」とは、「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律」に基づき、都道府県知事から認定を受けた農業者の愛称。たい肥等による土づくり、化学肥料や化学合成農薬の低減等、持続性の高い農業を導入することで、農業改良資金の特例措置が受けられる等のメリットがある。

「エコファーマー」認定の地域別内訳は、多い順から東北58,535件、関東42,362件、九州34,190件。都道府県別の状況では、認定件数が一番多いのは福島県で19,553件、次いで新潟県の14,436件、山形県の10,013件となっている。

また、認定を受けた作物のうち最も面積の大きい作物は、水稲40.7%、野菜(果菜類)18.9%、果樹8.5%、野菜(葉茎菜類)13.3%となっている。

[ニュースレター] 持続可能な農業に向けた日本政府の取組み
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/
027410.html

農水省、持続性の高い農業生産方式として4技術を追加支援へ(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024083.html

「エコファーマー」の認定状況について
http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/kankyo/
100727.html

登録日時:2010/11/30 06:00:15 Am

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