パナソニック　工場まるごとの省エネ支援サービスを開始

総合電気大手のパナソニックは2010年６月21日、グループ内の生産拠点で取り組んできたCO2削減のノウハウを活用し、工場の省エネに必要な「技術」「設備」「人材」「資金」を包括的に提供する工場まるごとの省エ ネ支援サービスを同年４月より開始したと発表した。

これは、「省エネ診断」による省エネ改善提案、工場内消費エネルギーの「見える化支援」「省エネソリューション技術」による省エネ活動サポートと対策実施、生産設備と原動設備の「省エネ連携制御システム（Save Energy Link = SE-Link）」により、"工場まるごと省エネ"を段階的に推進するもの。

同サービスの特徴は、従来の原動設備（空調、電気、ガス）を対象としたサービスに加え、生産設備の稼働状況等を総合的に判断し、工場全体の省エネを図ること。昨年度、基幹技術となるSE-Linkを同社のエナジー社和歌山工場に導入し、導入前に比べて、15％の省エネが実現できることを確認した2011年度から本格的に事業を展開し、海外へも販売する予定。

工場まるごとの省エネ支援サービス事業を開始
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/
data.dir/jn100621-3/jn100621-3.html

登録日時：2010/11/02 06:00:15 AM