エネルギー・地球温暖化

2010年09月20日

 

東京ガスエンジニアリング、日本で初めて都市ガスにバイオガスを注入

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(製造業) 

 

関東圏に都市ガスを供給する東京ガスの100%子会社である東京ガス・エンジニアリングは2010年5月24日、食品廃棄物メタン発酵発電リサイクル事業を行うバイオエナジーが実施する「バイオガス都市ガス導管注入実証事業」の実証設備を受注したと発表した。

同実証事業は、2009年10月に一般社団法人都市ガス振興センターに採択されたもの。食品系廃棄物等のバイオマスから発生するバイオガス(メタン:60%、二酸化炭素等:40%)を精製し、都市ガスと同等の成分、熱量に調整し、付臭の上、圧縮装置を用いて東京ガスの導管網に注入するシステムの実証を目的とする。食品残さ由来のバイオガスを都市ガス導管へ注入するのは、日本で初めて。

同設備は、2010年10月末に稼働を開始する。同社ではこれを契機に、下水消化ガスならびに食品廃棄物等のバイオガスの都市ガスの原料をはじめとする利用促進に向けて、同社のエンジニアリング技術を活用していく予定。

東京ガス 2008年4月よりバイオガスの購入を開始(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024892.html
バイオマスガスの都市ガス導管への注入実証事業設備を受注
http://www.tge.co.jp/topics/tp/tp100524.html

登録日時:2010/09/20 06:00:15 AM

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