2010年09月12日
Keywords: 再生可能エネルギー NGO・市民 企業(製造業) 企業(非製造業)
調査会社の富士経済は2009年12月25日、地球温暖化防止関連市場の調査結果をまとめ発表した。 調査によると、再生可能エネルギーやコージェネレーションシステム(CGS)の設備市場が2020年度に1兆1167億円になり、これらの設備や代替燃料で削減できるCO2は2020年度で9389万トンになると想定される。調査は2009年7月~10月にエネルギー関連企業などに聞き取りを行った。
コージェネレーションシステム(CGS)とは、燃料を用いて発電するとともに、その際に発生する排熱を冷暖房や給湯、蒸気などの用途に有効利用する省エネルギーシステム。再生可能エネルギー・コージェネレーションの設備市場は、政府の導入支援で利用が広がり、2020年には2008年度に比べて約5倍になると見込まれる。
部門別にみると、家庭部門で燃料電池を利用したCGSが、電力部門では、電力会社による売電用の太陽光発電システムの広がりが見込まれる。また業務・産業部門では、太陽熱利用が拡大し、2020年度には2008年度に比べ年間の設置面積は約4.6倍になると予想される。
地球温暖化防止関連市場の調査を実施
https://www.fuji-keizai.co.jp/market/09114.html
登録日時:2010/09/12 06:00:15 AM