2010年07月28日
Keywords: 再生可能エネルギー 企業(製造業) 環境技術
川口スチール工業は2009年8月、工場等強度上の問題から太陽電池設置が難しい施設に、太陽電池を設置できる超軽量の太陽光発電システムを開発し、販売を開始したと発表した。
プラスチックフィルムを基板に用いたフィルム型アモルファス太陽電池で、特徴としては、モジュール単体の厚さが1mm(フィルム0.1mm、太陽電池0.1mm、フッ素鋼板0.8mm)、従来のガラス基板を使用した太陽電池に比べて重量で約7分の1。
建物への荷重負荷が少ないので大面積化に対応できる。このモジュールを屋根や外壁に応じて、同社独自の加工を行う。また、薄いフィルム状で屋根や外壁への曲面設置など、取り付けの自由度も飛躍的に向上した。
同システムにより、特に工場や倉庫屋根に使用される長尺折板・波型スレート屋根材に設置が可能となった。学校の体育館など太陽電池自体の設置が困難な場合でも、設置に伴う強度補強や従来の取り付け架台なしに、太陽電池を設置できる。
産業用・公共用太陽光発電システム設置を開始
http://www.steel-k.com/pv/
登録日時:2010/07/28 06:00:15 AM