2009年07月25日
日本で先駆的な取り組みを進めてきたバイオディーゼル燃料(BDF)の製造・販売会社レボインターナショナルは、2009年4月10日、国内最大級のBDF製造工場「レボインターナショナル京都工場」の本格稼働を始めた。
同工場の1日当たりのBDF製造能力は3万リットルで、製品と原料をそれぞれ11万リットル貯蔵できる大型タンクを2基設置した。また、副生されるグリセリンを施設内で熱源利用するという、国内初のゼロ・エミッション型の燃料化施設である。
同社独自技術によるBDF燃料「C-FUEL」は、使用済み天ぷら油(廃食用油)を原料としている。また、京都市の公用車約300台において約10年間継続使用されているという実績を持ち、また2007年には100%使用にて「ダカールラリー」の完走を果たした。同社では、同工場の稼働を機に、安全・高品質なBDF燃料の普及に向けて一層努力していきたい意向。
登録日時: 2009/07/25 06:00:15 AM