エネルギー・地球温暖化

2008年10月26日

 

アジア初 JALがバイオ燃料フライトを実施

Keywords:  再生可能エネルギー  交通・モビリティ  企業(非製造業)  省エネ 

 

日本の大手航空会社である日本航空(JAL)は2008年6月23日、ボーイング社、プラットアンドホィットニー社と共同で、環境に配慮した代替燃料開発促進を目的に、バイオ燃料デモンストレーションフライトを行うことに合意した。同年8月頃に使用するバイオ燃料を決定し、2008年度中にアジア初のバイオ燃料フライトを国内で実施する。

燃料タンクに、バイオ燃料と従来のジェット燃料を混合した「混合バイオ燃料」と従来のジェット燃料を分けて搭載し、4基あるうち1基のエンジンはバイオ燃料を使用し、残り3基のエンジンは通常のジェット燃料を用いてフライトする。使用されるバイオ燃料はジェット燃料と同等の厳しい基準を満たすため、航空機やエンジンに特別な改修や改造は実施しない。

デモフライトで使用するバイオ燃料は、非食物系の中でも特に生産効率が高い第二世代バイオ燃料より選定する。JALはこのバイオ燃料フライトの実施により、バイオ燃料の開発を促進するとともに、バイオ燃料の実用化に対して貢献していきたい考え。



http://press.jal.co.jp/ja/release/200806/000953.html


ジャンボ機からの温暖化観測、200回を超える (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/144-j
定期航空便による温室効果ガスの観測を強化 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/948-j
民間定期航空機で大気中CO2濃度を連続測定 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1285-j
JAL、マイル募金で中国の沙漠化防止を支援 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1472-j
日航機、2007年にシベリア森林火災を167件通報 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/2037-j


登録日時: 2008/10/26 11:33:49 AM

English  

 


 

このページの先頭へ