2008年04月12日
Keywords: 再生可能エネルギー 企業(製造業) 企業(非製造業)
丸紅は2007年12月4日、北米風力発電事業に本格参入するために、カリフォルニア州の風力発電ディベロッパー、オーククリークエナジーシステムズ社(OCES社)を子会社化することを発表した。OCES社の第三者割当増資21.5百万ドルを引受け、132万株を取得(持ち株比率56.3%)するもので、すでにカリフォルニア州の許可、同社株主総会での承認を受けている。
OCES社は、北米有数の風力発電導入地域である南カリフォルニアのモハベ地域で20年以上にわたり風力発電事業の開発、建設、運用を行っているディベロッパーで、現在カリフォルニア州などで約5百万キロワット規模の開発を進めている。なかでも2010年から5年間で建設されるアルタウインドエナジーセンターは、電力需要の再生可能エネルギー比率を2010年までに20%、2020年までに33%とするカリフォルニア州の基準実現に寄与する。
丸紅は増資引受によりOCES社の開発資金を負担し事業を後押しするとともに、国内外での電力事業の経験を活かし、風車の調達や資金調達面でもサポートするとともに、風力発電事業への投資も検討していく。
http://www.marubeni.co.jp/news/2007/071204.html
登録日時: 2008/04/12 05:35:43 PM