三菱重工が欧州に子会社設立　発電機販売の拠点に

三菱重工業は、欧州共同体（EU）市場の原動機需要に対応するため、2007年10月８日付で、ロンドンに新会社Mitsubishi Power Systems Europe, Ltd.（MPSE）を設立した。新設火力プラントのほか、風力発電設備、太陽光発電設備などの再生可能エネルギー事業の拡大を推進する。

同社では、2006年に市場投入した2,400kW風力発電設備が大型ヒット製品になっており、2007年５月までに米国から411基を大量受注するなど、海外からの引き合いが続いている。この旺盛な需要に対応するため、同社は風力発電設備の生産能力の大幅な増強を図り、2008年度までに年間約120万kWの生産体制を構築することにしている。

EUの原動機市場は、風力や太陽光など再生エネルギー導入に向けての各国の積極的な補助政策に支えられ、旺盛な投資が続いており、同社では新会社を拠点に、これら急拡大する市場への迅速かつ効率的な対応を目指す。将来的には中東、ロシア市場への対応窓口としても機能させていくとする。



http://www.mhi.co.jp/news/story/200710184638.html


http://www.mhi.co.jp/news/story/200704104570.html
http://www.mhi.co.jp/news/story/200705304591.html


登録日時: 2008/03/01 03:24:49 AM