2007年08月29日
積水化学は2007年4月23日、リフォーム住宅への太陽光発電システム(PV)の搭載件数が2007年3月末で、累計1万棟を突破したと発表した。同社がこれまでに供給した住宅(既築住宅)のリフォームの際にPVの設置を積極的に提案した結果で、1万棟に達したのは国内の住宅会社で初。これによる発電量は4.1万kW、1.2万トンのCO2削減となる。
同社では太陽光発電システムの搭載を新築住宅には1998年から、既築住宅には2000年から開始しており、2007年3月末までの累計搭載数は5万7000棟。新築時のPV搭載比率は年々増加しており、2005年度は55%で6380棟。既築住宅は1880棟で合計8260棟となり、同年度の国内におけるPV設置数の約11.5%を占めた。また発電容量も増加傾向にあり、平均4.3kWであった。
同社の行った「既築PV採用邸調査」によると、PVを採用してよかった点、満足している点は「環境貢献」と「光熱費を削減できる」が双璧だった。また満足度に関しては、PVのみのリフォームでは48%であるが、電気温水器と併用すると73%、さらにヒートポンプシステムのエコキュートを併用した場合74%と満足度がアップすることが分かった。
http://www.sekisuiheim.com/info/press/20070423.html
登録日時: 2007/08/29 09:06:23 AM
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