エネルギー・地球温暖化

2007年06月04日

 

シャープ 英国での太陽電池生産能力を年間220MWへ倍増

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(製造業)  環境技術 

 

シャープは、急拡大する欧州の太陽電池需要に迅速に対応するため、 2007年2月に英国北ウェールズ州レクサムにあるシャープ・マニュファクチャリング・カンパニー・オブ・UK(SUKM)の太陽電池モジュール年間生産能力を、現在の110MWから220MWに倍増した。

欧州では電力買取保証制度が20カ国に広がり、スペイン・イタリア・ギリシャ・フランスなど日照時間が長く高い発電効率が期待できる地域を中心に、太陽光発電システムの設置件数が急激に拡大している。

SUKMは、米国テネシー州の生産拠点(2003年に生産開始)に続き、2004年春に生産を開始したシャープの海外での太陽電池生産拠点。当初の年間生産能力20MWを2005年5月に50MW、2006年2月に110MWに拡大してきた。

シャープは、太陽電池事業を液晶テレビ事業とともに2007年度の重点取組み事業と位置づけ、2006年度比18%増の2350億円の売上を計画している。このため2007年度にも太陽電池事業に約100億円の設備投資を行う予定。




http://www.sharp.co.jp/corporate/ir/pdf/2007/shar070112_1.pdf
シャープ、6年連続で太陽電池生産世界シェア第1位に (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1459-j
シャープ、太陽電池増強 生産能力600MWで世界最大へ (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1613-j
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http://www.japanfs.org/db/1712-j


登録日時: 2007/06/04 01:31:39 PM

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