2006年10月13日
日本自然エネルギーとUFJセントラルリースは2006年6月14日、「グリーン電力証書システム」に関する契約を締結したことを発表した。契約期間は当初1年(契約量100万kWh)で、発電の種類はバイオマス発電。
この契約により、UFJセントラルリースが提供する工作機械等のリース物件に、日本自然エネルギーが発行する「グリーン電力証書」を付加した「グリーンリース」という仕組みを、2社が共同で展開することになる。
「グリーン電力証書」を企業がリース契約に利用するのは日本初。リース顧客は、CO2排出削減等の自主環境目標の達成、企業や製品イメージの向上などの環境付加価値を手にすることができる。
「グリーン電力証書システム」では、顧客は電気供給を従来の電力会社から受けるが、風力・水力・バイオマス等の自然エネルギーによる発電の実施のみを、通常の発電コストとの差額を支払って日本自然エネルギーに委託するしくみ。日本自然エネルギーは発電事業者を選定して発電を再委託するが、ここで生み出された電力は地元の電力会社に売電されるか構内消費される。
http://www.natural-e.co.jp/
登録日時: 2006/10/13 04:13:17 PM
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