エネルギー・地球温暖化

2006年06月28日

 

エコドライブ管理システムの導入支援事業で、CO2排出量削減へ

Keywords:  省エネ  地球温暖化  政府  政策・制度 

 

2006年3月末より、国土交通省と経済産業省の連携のもと、トラック・バス・タクシー事業者向けに、CO2排出量削減のためのエコドライブ管理システム(EMS)の関連機器の導入費用の一部を補助する導入支援事業が開始された。京都議定書の目標達成のため、運輸部門の約9割を占める自動車交通分野のCO2排出量の削減をめざす。

EMSとは、まず、EMS用機器であるデジタル式運行記録計を車両に、分析ソフト、カードリーダーを事業所に導入し、「運行の目標値」を設定する。運行を終え、事業所で運行状況のデータを保存、分析し評価をする。そのデータを元に運行管理者による運行指導が行われ、講習会などが開講される。このような流れを通して、運行状況を改善していくシステム。

今回の支援事業では、EMS用機器の導入費用に対する補助をし、補助率は3分の1。支援対象事業者を、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のエネルギー使用合理化事業者支援事業において公募予定であり、26億円程度の応募を見込んでいる。

2006年5月31日にNEDOによる公募を締め切り、同年7月ごろに実質的な事業が開始される予定。



http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/09/090315_.html




登録日時: 2006/06/28 10:25:43 AM

英語記事はこちら


 


 

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