エネルギー・地球温暖化

2006年06月03日

 

知床岬灯台、環境にやさしい光に

Keywords:  省エネ  政府  政策・制度 

 

海上保安庁の第一管区海上保安本部は2006年2月、北海道・知床の知床岬灯台の電源を、軽油による自家発電から自然エネルギーに切り替えるための調査を行うと発表した。知床が世界遺産に登録されたこともあり、同灯台の自然エネルギー化は環境にやさしい取り組みとして注目されている。

知床岬灯台では現在、年間約4000リットルの軽油を使い自家発電している。電源の自然エネルギー化により、CO2の排出量を削減するとともに、軽油の搬入業務の省力化を目指す。2006年中に調査を始め、太陽光などの自然エネルギー導入を検討する予定。

近年、海上保安庁は灯台などの航路標識の電源を、太陽光や風力、波力などの自然エネルギーに切り替える取り組みを進めている。2006年4月現在で、同庁の灯台総数5327基のうち約3300基が、自然エネルギーによって発電している電力を用いている。



http://www.kaiho.mlit.go.jp/01kanku/




登録日時: 2006/06/03 12:54:47 PM

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