エネルギー・地球温暖化

2006年01月18日

 

ウォームビズ、企業の3割が実施を予定・検討

Keywords:  省エネ  地球温暖化  政府  政策・制度 

 

環境省がCO2削減を目的に、クールビズに引き続いて2005年8月に打ち出した秋冬の暖かいビジネススタイル「ウォームビズ」に関する企業の意識調査の結果が帝国データバンクより同年10月に発表された。同年9月21日-30日の調査期間に、全国2万1,342社中1万436社から回答が得られた(回答率48.9%)。

既に「予定がある」と回答した企業の割合は全体の5.3%、「検討中」とした企業(同24.6%)と合わせて計29.8%が「ウォームビズ」に前向きな姿勢。「環境問題を考えるにあたり身近で取り組みやすい内容」といった声が聞かれた。

「予定はない」とした企業は同52.8%。「これ以上暖房の設定温度を下げると作業効率が低下する」といった理由がある一方、「他社の動向を見てみたい」「クールビズよりもウォームビズの方が対応しやすいのではないか」といった前向きな見解も目立った。

ウォームビズは環境問題への取り組みの1つとして定着させるべきか否かという質問に対しては、「定着させるべき」と回答した企業が同53.6%と過半数を占め、クールビズ導入時(同年6月実施、43.9%、1万387社中4,557社)から9.7ポイント、約1割増加しており、ウォームビズ導入はクールビズ以上の好調な滑り出しが予想できそう。「クールビズを試みたが、それなりに快適であった」などの肯定的、好意的な見解が目立っている。







登録日時: 2006/01/18 08:34:23 AM

英語記事はこちら


 


 

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