エネルギー・地球温暖化

2006年01月13日

 

昭和シェル、次世代型太陽電池を2007年から量産開始

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(製造業)  環境技術 

 

昭和シェル石油は、2005年8月10日、次世代型CIS太陽電池の商業生産を2007年から開始すると発表した。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託研究のもとで、CIS太陽電池変換効率の向上と量産化要素技術の開発を行った成果をもとに、2005年12月に工場の建設着工、07年1月に操業開始を目指す。

生産量は世界で初めての年間20MWとする予定で、住宅用および産業用を中心として販売する。工場建設地は宮崎県田野町ハイテクランド尾脇工業団地内。

CIS太陽電池とは主原料である銅(Copper)インジウム(Indium)セレン(Selenium)の頭文字をとった薄膜化合物系の太陽電池。従来型の結晶シリコン系太陽電池とは異なる全く新しい構造を持ち、シリコンを使用しないので、結晶系で危惧されている原料不足の問題がなく、鉛やカドミウムなどの物質を使用していない環境対応型商品。外観は結晶系とは異なり黒一色。



http://www.showa-shell.co.jp/press_release/pr2005/0810.html


http://www.showa-shell.co.jp/press_release/pr2005/0927-2.html


登録日時: 2006/01/13 10:40:01 AM

英語記事はこちら


 


 

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