京都エコエネルギープロジェクト　太陽光発電施設完成

京都府が、京丹後市及び民間企業と共同で取り組んでいる「京都エコエネルギープロジェクト」の施設整備第１弾となる太陽光発電施設２箇所が完成した。

丹後あじわいの郷（30kW）では、園内の丹後王国タワー（展望施設）のエントランスに太陽光パネルを設置、タワーや昆虫館等の電気を賄う。溝谷・吉野地区農業集落排水処理施設（20kW）では、同施設の屋根に太陽光発電パネルを設置し、施設全体の電気使用量の約10％を賄う。発電量を表示するパネルを設置し、環境学習の教材としても活用する。

このプロジェクトは、気象条件により発電量が変動する自然エネルギー（風力発電、太陽光発電）とその他の新エネルギー（バイオガス発電、燃料電池）との適正な組み合わせやそれらを制御する技術の実証研究を行うことにより、新エネルギーの安定した電力需給制御システムの構築を目指している。

研究予算は2003年度-2007年度の５年間で約40億円。新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ）の委託研究事業として、2004年度より順次その他の新エネルギー施設を建設し、それらをネットワークすることで、2005年度から本格的に実証研究をスタートさせる予定。




http://www.pref.kyoto.jp/intro/21cent/kankyo/press/040513-04.html


http://www.pref.kyoto.jp/intro/21cent/kankyo/kankyo_haku/hp15/15honpen/1-3.pdf
http://www.pref.kyoto.jp/intro/21cent/kankyo/index_j.html


登録日時: 2004/07/27 12:13:38 PM

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