2004年04月11日
沖電気工業は地球環境保全活動の一環として消費電力削減のため、現在約3400台ある沖電気グループ内サーバを統合し、2006年4月までに半減することを目指す。サーバ統合後は年間で、消費電力量750万キロワット時、CO2換算で3,300トン、電力料金1億3000万円が削減できる見通し。
社内で使用されるサーバは、使用時の電力消費ばかりでなく、データベースとして24時間稼動しているため、サーバの安定動作のため年間一定の室温を保つ必要があるなど、その電力消費の効率性はCO2削減という観点からも大きな課題である。
同社ではシステム別、部門別に各々設置されていた全社のサーバの使用状況などを調査、使用部門間の調整を図り、システムの統合、再編プランを作成。2004年から順次削減を進め2006年には約50%のサーバを削減する。統合した新サーバには省電力タイプを採用、さらに環境負荷の低減を図る。
登録日時: 2004/04/11 03:34:40 PM
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