エネルギー・地球温暖化

2003年04月23日

 

NEC、2010年に「CO2排出量 実質ゼロ」をめざす

Keywords:  省エネ  企業(製造業)  地球温暖化  政策・制度 

 

日本電気株式会社(NEC)は、2010年度にCO2排出量を実質「ゼロ」にすることを目標とした「NEC環境経営ビジョン2010」を策定、発表した。

同社では2010年度の目標年度に、約500万トンのCO2が排出されると算定(同社の事業活動における直接排出量=約100万トン、同社の顧客がその製品を利用することで排出される量=約400万トン)。製品の省エネ化や同社が顧客に対してITソリューションを提供することにより同量以上のCO2排出を削減し、実質排出量をゼロにすることをめざす。

具体的な重点取り組みとして、1)2000年度実績で事業全体の30%を占めているソフト・サービス事業を倍増させることで、環境負荷が小さい事業構造へとシフトする、2)再生可能な資源・エネルギーを10%以上導入する、3)社員1人1人が、環境に関する知識を豊富に有し、環境保全のため積極的に活動する、などを挙げている。

顧客に対しては、積極的な情報提供やトータルパッケージソフトなどを提案することで、紙資源の削減、非効率業務の削減などを通し、顧客のCO2排出量の低減に貢献していく考え。



http://www.nec.co.jp/press/ja/0303/0601.html




登録日時: 2003/04/23 09:20:03 AM

英語記事はこちら


 


 

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