教育

2003年04月12日

 

小学校、雨水タンクで環境教育

Keywords:  教育  地方自治体   

 

photo247.jpg
Copyright 大和市教育委員会

大和市教育委員会は、環境教育の一環として市立小学校全19校に2003年2月に雨水タンクを1基ずつ設置した。雨水タンクは高さ88センチ、直径75センチほどで容量は250リットル。かつてウイスキー樽として使われたものをタンク本体として再利用している。

雨どいにパイプを接続し、フィルターを通してろ過した雨水を貯留するもので、タンクの下部に蛇口が付いている。設置場所は各校まちまちだが、花壇の水やりなどに利用していく。大和市教育委員会では、「自然のたいせつさ、ひいては地球環境のことに目をむける手助けになれば」と、設置効果に期待している。

そのうち、林間小学校では、雨水タンクの設置業者の社長に雨水利用や雨水タンクについての話を聞いたり、実際の雨水タンクの設置状況を見学するなど学習を深めた。設置の際には、児童も雨どいをのこぎりで切ったり、パイプをセットしたりなど手伝った。今後同校では「園芸委員会」を中心に、花壇の花にあげたり、打ち水にしたりなど、雨水の利用法を考えていくという。






登録日時: 2003/04/12 03:34:45 PM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ