エネルギー・地球温暖化

2018年07月22日

 

環境エネルギー政策研究所、再エネに着目した電力・エネルギー需給「見える化」サイトを公表

Keywords:  再生可能エネルギー  エネルギー政策 

 

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ISEP Energy Chart

2018年2月14日、特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所(ISEP:Institute for Sustainable Energy Policies)は、国内の電力とエネルギー需給の状況を「見える化」したウェブサイト"ISEP Energy Chart"を公開した。

ISEPは、自然エネルギーを軸とした持続可能な社会の実現を目指して政策提言を行っており、本サイトも再エネ電気・熱に着目した構成となっている。

エネルギー需給の詳細データは非公開のものが多く、再エネの普及状況をタイムリーに把握する上で、データの「可視化」は大きな課題の一つだった。こうした中、電力市場自由化に伴い、2016年4月分以降は、一般送配電事業者10社が自社管内の需給データを1時間単位で公開している。

ISEPはこれまで所内に蓄積してきた知見と情報、そしてこれらの公開データを活用し、広く一般向けに"ISEP Energy Chart"を構築した。

利用方法としては、期間を指定すれば発電量や電源構成の推移、再エネ発電・熱供給設備の累積導入量がグラフで表示され、画像またはPDFファイル形式でダウンロードできる。また、特定の地域や期間を選択して再エネ発電量の最大値・最小値を表示する機能も備えている。

このサイトは「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」の下で公開されているため、ISEPのクレジットを付記すれば、ダウンロードした図表を教育・研究・商用いずれの用途でも自由に活用できる。なお、利用は無料となっている。

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