エネルギー・地球温暖化

2014年07月20日

 

岩手県雫石町、全世帯分以上の規模の太陽光発電事業がスタート

Keywords:  再生可能エネルギー  地方自治体 

 

岩手県雫石町は2014年1月22日、雫石町沼返地内の民有地約51ヘクタールで、ヨーロッパで発電事業実績のあるエトリオンコーポレーション(スイス)と日立ハイテクノロジーズの2社が出資をして、合同で特別目的会社を同町に設置し、発電出力が約25メガワットの大規模太陽光発電事業を実施することを発表した。

雫石町の2013年12月末時点の世帯数は約6200世帯で、この発電規模は一般家庭約7000世帯分に相当する。

発電開始までの総事業費は約76億7千万円。2015年10月の竣工を目指し、再生可能エネルギー特別措置法に基づく固定買取制度により全量を20年間東北電力に販売する。

発電開始までの建設工事では、地元企業の利用や雇用、発電開始後の雇用、町内児童の施設見学などによる環境教育などの地域活性化への貢献のほか、架台基礎の鋼鉄製杭利用による設置(事業終了後撤去)など環境にも配慮している。

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