海水でも使用できる小型小水力発電装置を開発

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環境分野への取組みを強化している岡谷鋼機は2013年11月６日、シーベルインターナショナル、中山鉄工所と共同で、海水に対応できる小水力発電装置を開発したことを発表した。

低落差で発電が可能なシーベルインターナショナルの垂直２軸構造のストリーム水車を、繊維強化プラスチック（FRP）で実現したもの。従来の農業用水路などの淡水での使用のほかに 、発電所やLNG工場排水路などの使用済海水でも使用でき、幅広い用途・環境で活用できる。

開発された装置は、従来のステンレス製に比べ50％以上軽量化しており、FRPの特性を活かし、配色や形状など意匠の自由度があがり、景観保護にも対応しやすい。

同社では、日本国内外で淡水・海水での実証試験を行い、2014年以降の発売を計画している。