3R・廃棄物

2014年02月24日

 

富士山をきれいに 企業対抗のゴミ拾い大会

Keywords:  3R・廃棄物  企業(製造業)  企業(非製造業)  生態系・生物多様性 

 

Mt. Fuji Clean-up Competition 2013
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2013年10月19日、富士山にほど近い静岡県富士市田子の浦海岸で、「企業対抗!MOTTAINAI富士山ゴミ拾い大会2013」が開催された。会議室で環境問題を語るだけではなく、体をつかってごみを拾い、量と質を競うことを目指すイベントで、今回が8回目。

イベントを主催したMOTTAINAIキャンペーンは、2004年にノーベル平和賞を受賞したケニアの環境副大臣(当時)である故ワンガリ・マータイさんが提唱して始まった、持続可能な循環型社会の構築を目指す活動。2005年3月に事務局が発足し、現在約50社の賛同企業とともに、世界規模でのキャンペーンを展開している。

今年のゴミ拾い大会には、MOTTAINAI賛同企業のうち13社から112名 が参加し、清掃活動を行った。直前にあった台風の影響で海岸は大量のごみに覆い尽くされていたという。参加者たちは1時間半ほどの間に、ペットボトル、タイヤ、ブイ、鉄くず、洗面台、スプレー缶、ライター、乾電池、ビンや缶など様々なごみを集めた。回収されたごみの総量は約550キロ、1.5トントラックで約3台分に達した。

拾ったごみの量だけでなく中身の充実さや取り組みの熱心さなどを基準に審査員がさまざまな受賞チームを決定。「MOTTAINAI大賞」は、斜面に大量に散乱する、細かい発泡スチロールのゴミを、抜群のチームワークで、丹念に一生懸命拾っていた姿が高評価を受けた伊藤忠テクノソリューションズが受賞した。

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