3R・廃棄物

2006年04月27日

 

「MOTTAINAI」エコロジーネクタイを展開、伊藤忠商事

Keywords:  3R・廃棄物  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)  企業(非製造業) 

 

伊藤忠商事は、「MOTTAINAI」ブランド商品化第一弾として、(株)たまき及び成和(株)と共同で、エコロジーネクタイの展開を2006年4月にスタートさせた。

植林活動推進の功績によって2004年環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニアの環境副大臣、ワンガリ・マータイ女史の提唱する「MOTTAINAI(もったいない)キャンペーン」に賛同し、2005年7月より「MOTTAINAI」を世界初の循環社会型環境ブランドとして展開している一環。

約4,000万本強と推計される日本のネクタイ需要はその大半がシルク(絹)素材だが、近年3R(リデュース、リユース、リサイクル)の一環として、再生可能なポリエステル素材が着目されている。ネクタイはボタンなどの付属品もなく、構造的に簡単に「繊維to繊維」として溶融再生できる。

使用済みネクタイを店頭や郵送料金受取人負担の封筒を用いて回収し、帝人ファイバー(株)の循環型リサイクルシステム「エコサークル」によりポリエステル原料に再生する。容易に回収できる物流体系の構築が特徴。「MOTTAINAI」ブランドへの理解と、ポリエステル製ネクタイの存在意義や商品メリットの認知が期待されている。





登録日時: 2006/04/27 03:05:40 PM

英語記事はこちら


 


 

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