2012年06月27日
Keywords: 省エネ 企業(非製造業) 地方自治体 地球温暖化 生態系・生物多様性
埼玉県は2012年3月13日、県内初となるコンビニエンスストアの屋上緑化を実施したと発表した。対象店舗はミニストップ熊谷三ヶ尻店で、県とミニストップは2010年より環境保全などの13分野で包括的連携協定を締結している。今回は県が実施する「身近なみどり民間施設緑化補助事業」を活用したもの。
ここでは、コケ(エコモス)ボードの設置によって水を与える必要のない無灌水での緑化を可能にした画期的な技術が使われている。メンテナンスコストも低減され、屋内空調電力を比較的多く使用するコンビニエンスストアの節電効果が大いに期待できる。
2012年4月1日から改正された緑化計画届出制度において、新たに1,000平方メートル以上3,000平方メートル未満の建築が届出対象に加わり、届出対象にコンビニエンスストア等の店舗が増えることが想定されることからも注目すべき先進事例となる。
ミニストップ、木造建築&太陽光発電装置の環境配慮型店舗を展開(関連のJFS記事)
ミニストップ 国内商業施設で初めて FSC認証の国産材木造店舗(関連のJFS記事)
登録日時:2012/06/27 06:00:15 AM