市民社会の動き

2013年11月23日

 

弘前市 インターンシップを活用し、"CSV"で地域活性化を目指す

Keywords:  市民社会・地域  エコ・ソーシャルビジネス  地方自治体 

 

日本の本州の北端に位置する青森県の弘前市は、ビジネス創出のトレーニングを行う実践・体感型プログラムとして、2014年4月から「弘前市フィールド・インターンシップ・アカデミー」(仮称)の開催を企画している。CSVの概念の下、世界遺産白神山地を始めとする同市ならではの魅力あるコンテンツを発掘し、どのようにビジネスを組み立てれば地域を活性できるかを探るプログラムとなる。

CSVは、「Creating Shared Value」(共有価値の創造)の略で、CSR(企業の社会的責任)から一歩進んで、社会的課題を事業化により解決しようという新しい概念。そのCSVをキーワードに、弘前市でインターンシップの形態により青森県が抱える課題に取り組む。

都市型企業・地元企業・都市学生・地元学生が現地で一同に集い、各々の視点で真剣に議論し知恵を連携することで、地域の活性に、新規ビジネスの創出に、新たな気づきを実践、体験することをめざす。

同市では、これまでも地域資源を活用した新しい取り組みを産官学連携のもと意欲的に行っているが、このプログラムによりさらに新しいビジネスを創出することが期待される。

English  

 

 

このページの先頭へ