2013年11月16日
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自動販売機で飲料を購入するだけで気軽に寄付することができる、寄付付き自動販売機が注目を集めている。社会貢献活動を行う団体への寄付付きの自動販売機で飲料を購入すると、購入金額の一部が寄付される仕組み。
飲み物を買うだけで東日本盲導犬協会に寄付できる自動販売機「盲導犬育成募金自販機」は、2004年6月に導入された。企業・学校・レジャー施設などどこにでも設置することができ、売上の約2%が盲導犬育成活動を行う東日本盲導犬協会に寄付される。自動販売機には「盲導犬育成募金自販機」であることがわかるように、内容や寄付金額が表示されている。
多様な社会貢献活動と利用者個人を直接つなぐこの新しい寄付の仕組みは、団体の資金集めに貢献するだけでなく、設置者にとってもPRやイメージアップなどのメリットがある。ほかにも医療援助活動を行う国境なき医師団日本、アジア地域での植林活動を行うアジア植林友好協会など現在さまざまな団体が導入しており、多方面で利用が広まっている。