2012年11月13日
Keywords: 環境技術 企業(製造業) 地方自治体 大学・研究機関
宮崎県、宮崎大学、新潟大学、三鷹光器が連携して宮崎大学・木花キャンパスに建設していた「ビームダウン式太陽集光装置」が2012年8月6日完成した。ビームダウン式としては国内初。集光された太陽光から得られる高温を活用した研究が開始される。
三鷹光器が開発した同装置は、1基当たり直径50cmの凹面反射鏡10枚からなるヘリオスタット88基と高さ16mのタワーより構成されている。ヘリオスタットは太陽を自動追尾し、その反射光はタワー上部に取り付けた直径4.3mの楕円鏡により下向きに反射集光してレシーバで熱に転換する。70kWの熱出力が得られる予定。
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